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骨粗しょう症と診断されました

 2023年9月25日、自治体から配布される骨粗しょう症検査を500円で受けられる券を使って検査を受けました。結果は、骨粗しょう症という診断。


検査では、X線で腰椎と大腿骨頸部を測定。腰椎の骨密度は、若い人と比較した値が62%、同年代と比較しても71%!大腿骨はそれぞれ70%、81%と衝撃の低い値!!!ショックでした。ただ、36歳の時、人間ドッグで同様の検査を受けた際に、正常範囲内だが低値なので、閉経後に骨粗しょう症になるリスクが高いと指摘されていました。その時は子育てで多忙だったこともあり、放置してしまったのです。その時、診察を受けていればこんなことにはならなかったのでは・・・と大後悔。今からやれることをするしかない。


 骨粗しょう症の検査方法は主に3つ。

①特殊なX線装置を用いて腰椎と大腿骨の骨密度を測定する方法(DXA法)。

②普通のX線装置を用いて手の骨密度を測定する方法(MD法)。

③超音波を用いて、かかとの骨や、すねの骨の骨密度を測定する方法(QUS法)。


今回私が受けたのは①の方法。1年半ほど前に、QUS法で検査を受けた時は、骨密度は低めだが治療を開始するほどではないと言われたので安心していましたが、今回はこのような結果に・・・。大腿骨を骨折すると寝たきりになるリスクが非常に高いので、①の検査を受けるのがお勧めですが、①の検査には特殊なX線装置が必要なので、検査できるクリニックが限られるそうです。検査を受ける前に、どの方法で検査するのか確認した方が良いと思います。ただ、先生によっては、①でひどい結果でも、②や③でまあまあの結果であれば、ビタミンDを服用しておけば大丈夫、ということもあるようです。

 さて、X線検査で骨粗しょう症と診断された後、今後治療のためにどの薬を使うのか決定するため、血液検査を行いました。その結果、TRACP-5b(骨型酒石酸抵抗性酸性フォスファターゼ)という酵素の値が正常範囲を大きく超えていることが判明。

 実は、骨の骨細胞は常にあたらしく入れ替わっていて、破骨細胞で古い骨が壊されることで骨吸収が起こり、骨芽細胞によって新しく骨が作られています。このバランスが崩れて、古い骨の破壊が形成を上回ることで骨粗しょう症になるのです。TRACP-5bが高いということは、破骨細胞が活性化して破壊が促進してしまっているということ。だから今の状態ではカルシウムをいくらとったところで、吸収→骨の形成とはならないということです。そこで、破骨細胞の活性を抑制するためにボナロン経口ゼリーという薬が処方されました。

ボナロン経口ゼリーは、ゼリーに包まれた不思議な薬。喉の粘膜を守るため、これをかまずに服用。それも起床後、空腹状態で180mlのお水と飲まなければいけません。服用後30分は横になってはいけないので2度寝禁止です(笑)。1週間に1回の服用なので、負担ではありません。忘れないようにLINEのリマインくんを使って、曜日を決めて服用しています。

それとビタミンDを毎日服用するよう処方されました。骨形成にはビタミンDもとても大切です。

 ボナロン経口ゼリーは、食欲不振、倦怠感、まれに顎の骨が痛くなったり、溶けるなどの副作用もあるので、とりあえず2回服用して、副作用がないことを確認してからの継続となりました。そして、歯科に行ったら、必ずこの薬を服用していることを申告してくださいとのことでした。

 半年後、またX線による骨密度検査を行います。少しでも改善していることを願うばかりです。とにかくできることをやるしかない。きちんと薬を服用し、カルシウムを多く含んだバランスの良い食事、そして運動の継続を心がけたいと思います。

 女性は閉経とともに骨密度が急激に減少します。遺伝的なものもあるようです(私の母は60代大腿骨骨折しました)

 骨密度検査が安価に受けられる自治体も多いので、ぜひ検査を受けてみてくださいね。


 


 

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